白重籐(読み)シラシゲドウ

デジタル大辞泉 「白重籐」の意味・読み・例文・類語

しら‐しげどう【白×籐】

重籐の弓の一。黒漆を塗った上に籐を巻いた部分が最も多いもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白重籐」の意味・読み・例文・類語

しら‐しげどう【白重籐】

〘名〙 (「しげどう」は、弓の幹を籐(とう)で厚く巻いたもの) 重籐の弓をいう。籐を赤く塗った笛籐(ふえとう)塗籠籐(ぬりごめとう)などに対していう。しろしげどう。
※徳川家礼典附録(1881頃)四(古事類苑・兵事三六)「白重籐の弓を持、是免許の弓とかや、矢は目なし鏑矢六本、筈高に負ふ」

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