白骨[温泉](読み)しらほね

百科事典マイペディア 「白骨[温泉]」の意味・わかりやすい解説

白骨[温泉]【しらほね】

白船温泉とも。長野県南安曇(みなみあずみ)郡安曇村(現・松本市)にある温泉。乗鞍岳北東麓,梓(あずさ)川の支流湯川渓谷中にわき,標高1400m。炭酸泉・硫化水素泉。50℃。江戸時代には湿瘡に効く湯として知られ,湯宿が置かれていた。付近に多量の石灰華が堆積した噴湯丘と,温泉中にできた球状石灰石(ともに特別天然記念物)がある。中部山岳国立公園に属し,松本電鉄新島々駅からバスが通じる。
→関連項目松本[市]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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