百桟敷(読み)ひゃくさじき

精選版 日本国語大辞典 「百桟敷」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐さじき【百桟敷】

〘名〙 料金百文芝居桟敷江戸時代劇場で正面二階桟敷の最後方の観客席。聾(つんぼ)桟敷。大向(おおむこう)。ひゃくさ。
※雑俳・柳多留‐九(1774)「百桟敷承知々々と追ひ出され」

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デジタル大辞泉 「百桟敷」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐さじき【百桟敷】

料金が100文の桟敷。江戸時代、芝居で2階正面桟敷の最後方の観客席。

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