百番(読み)ヒャクバン

デジタル大辞泉 「百番」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐ばん【百番】

順番で100にあたる番。
100回。百度。「百番勝負」
謡われることの多い100曲の謡曲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「百番」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐ばん【百番】

〘名〙
① 一〇〇の回数。一〇〇回。また、順番などの一〇〇にあたる番。
平家(13C前)一「あらはれての御祈には、百番の芝田楽、百番のひとつもの」
② 比較的人気が高く、謡われることの多い謡曲を一〇〇曲集めたもの。内百番外百番などあり、主として江戸時代の称。
※雑俳・柳多留‐二(1767)「百番の外は風呂屋に縁がなし」

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