皇弟(読み)コウテイ

デジタル大辞泉 「皇弟」の意味・読み・例文・類語

こう‐てい〔クワウ‐〕【皇弟】

天子天皇の弟。

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精選版 日本国語大辞典 「皇弟」の意味・読み・例文・類語

すめ‐いろと【皇弟】

〘名〙 天皇の弟。
書紀(720)用明二年四月(寛文版訓)「是に皇弟(スメイロト)皇子〈皇弟の皇子といふは穴穂部皇子即ち天皇の庶弟なり〉豊国(とよくに)法師(ほっし)を引きて」
[補注]「古事記‐下」の「三枝部穴太部王、亦の名は須売伊呂杼(スメイロド)」は、固有名詞として用いられている。

こう‐てい クヮウ‥【皇弟】

〘名〙 天皇の弟。すめいろと。
続日本紀‐天応元年(781)四月壬辰「立皇弟早良親王皇太子」 〔晉書‐武帝紀〕

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普及版 字通 「皇弟」の読み・字形・画数・意味

【皇弟】こうてい

王の弟。

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