皮衣(読み)カワギヌ

デジタル大辞泉 「皮衣」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ぎぬ〔かは‐〕【皮衣】

かわごろも」に同じ。
表着うはぎには黒貂ふるきの―」〈末摘花

かわ‐ごろも〔かは‐〕【皮衣/×裘】

毛皮で作った衣。かわぎぬ。
僧衣。また、僧。
「山深く行ふ僧の―よものかせぎもきてなれにけり」〈藻塩草・一四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「皮衣」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ぎぬ かは‥【皮衣】

〘名〙 =かわごろも(皮衣)①《季・冬》
※竹取(9C末‐10C初)「かはきぬを見れば金青の色なり」

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