監理ポスト(読み)カンリポスト

デジタル大辞泉 「監理ポスト」の意味・読み・例文・類語

かんり‐ポスト【監理ポスト】

監理銘柄」の旧称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「監理ポスト」の解説

監理ポスト

証券取引所において上場有価証券が上場廃止基準に該当する恐れがある場合、投資家がその事実を認識したうえで取引ができるように、監理ポストに置いて取引を継続する。割当期間は、廃止基準に該当するかどうかが明確になるまでで、一律に定められているわけではない。廃止基準に該当しないことが明確になれば通常の取引に戻される。廃止基準に該当することが明確になった場合には整理ポストに割り当て、1カ月の売買を可能とした後で上場を廃止する。

(熊井泰明 証券アナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android