盤纏(読み)ばんてん

精選版 日本国語大辞典 「盤纏」の意味・読み・例文・類語

ばん‐てん【盤纏】

〘名〙 日ごろ使う金。こづかい路用の金。また、金を使うこと。俗語
江戸繁昌記(1832‐36)四「腰下些かの盤纏(〈注〉タクワヘ)、嚢に和して之を献ぜん。伏して望む、姐々大恩、生が一命を救へ」 〔五代会要‐倉〕

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普及版 字通 「盤纏」の読み・字形・画数・意味

【盤纏】ばんてん

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