目は口ほどに物を言う(読み)メハクチホドニモノヲイウ

デジタル大辞泉 「目は口ほどに物を言う」の意味・読み・例文・類語

くちほどにもの

情のこもった目つきは、口で話すのと同じくらい気持ちを表現する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目は口ほどに物を言う」の意味・読み・例文・類語

め【目】=は[=も]口(くち)ほどに物(もの)を言(い)

情のこもった目つきは、口で話すのと同じ程度に気持を相手に伝える。
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻八上「気があれは目も口ほとにものをいひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ことわざを知る辞典 「目は口ほどに物を言う」の解説

目は口ほどに物を言う

相手のことを思っていれば、口には出さなくても眼差しだけで思いは伝わる。また、あからさまに言わなくても、目には感情が表れる。

[使用例] 俗に「目は口ほどにものを言い」っていうでしょう。意地悪な目や、冷たい目、憎しみに満ちた目など、あたしたちはどれほど目で人を傷つけているかわからないわ[三浦綾子積木の箱|1968]

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android