目串(読み)めぐし

精選版 日本国語大辞典 「目串」の意味・読み・例文・類語

め‐ぐし【目串】

〘名〙 おおよその見当。めぼし。目あて。ねらい。
歌舞伎霊験曾我籬(1809)八幕「ヤヤ、今来た時は因幡屋は、西の方と思うたに、今又見れば行燈の、東の方に掛けてあるは、こりゃ目串(メグシ)に迷ったわえ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android