目塗(読み)メヌリ

デジタル大辞泉 「目塗」の意味・読み・例文・類語

め‐ぬり【目塗(り)】

合わせ目を塗ってふさぐこと。特に、火災のときに火が入らないよう、土蔵戸前を塗りふさぐこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目塗」の意味・読み・例文・類語

め‐ぬり【目塗】

〘名〙 物の合わせ目のすきまなどをふさぐこと。特に、火事の時に火がはいらないように土蔵の戸前を塗りふさぐこと。
※落語・富久(1897)〈三代目柳家小さん〉「片附けずとも明日の事にして。煤取(すすと)り方々掃除をするから。勿論目塗(メヌ)りも其儘で宜しい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android