目子算(読み)めのこざん

精選版 日本国語大辞典 「目子算」の意味・読み・例文・類語

めのこ‐ざん【目子算】

〘名〙 そろばん筆算などによらないで、一つ一つ数量を目で確かめながら、声に出したりなどして数えること。また、そのような計算目子勘定目子算用。目の子。
東国紀行(1544‐45)「此道にかぎらず、無作意のこころにはめのこ算とやらむ。うちひらめなる句よりほかは、みみにおちぬにやあらん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android