目比(読み)めくらべ

精選版 日本国語大辞典 「目比」の意味・読み・例文・類語

め‐くらべ【目比】

〘名〙
① にらみあうこと。にらみあい。
日蓮遺文‐報恩抄(1276)「慈覚・智証と日蓮とが伝教大師御事を不審申すは、親に値ふての年あらそひ、日天に値ひ奉りての目くらべにて候へども」
子ども遊戯の一つ。二人が互いににらみあって、先に笑い出した方を負けとするもの。にらみくら。にらめっこ
※長門本平家(13C前)九「人の目くらべをする様に、たがひにまたたきもせず、はたとにらまへて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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