目通り(読み)メドオリ

デジタル大辞泉 「目通り」の意味・読み・例文・類語

め‐どおり〔‐どほり〕【目通り】

身分の高い人にお目にかかること。拝謁。「目通りがかなう」→御目通おめどお
目の前。面前
「庭籠鳥を―へ放ちける」〈浮・男色大鑑・三〉
目の高さ。
「―より高く手をあげさせず」〈浮・二十不孝・三〉
目通り直径」に同じ。
[類語]お目見え拝謁謁見見参内謁朝見会う対面する面会する会見する会する落ち合う引見する接見する面接する面談する会談する見合い顔合わせお目にかかるまみえる拝顔する拝眉する謦咳けいがいに接する

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「目通り」の意味・わかりやすい解説

目通り
めどおり

立っている人間の目の高さの位置で,立ち木の周囲長をはかり直径を割出す方法。日本で昔から用いられてきたもので,地方によって地上 1.52m (5尺) と 1.82m (6尺) の位置の違いがある。現在では日本も外国同様胸高直径測定が用いられ,平地にあっては任意の1方向をはかり,傾斜地では傾斜上方で木が地面と交わる点を地点とし,これから 1.2mを胸高とするのが一般的である。アメリカ,カナダは 1.37m (4フィート6インチ) ,ヨーロッパは 1.3m,イギリスは 1.29m (4フィート3インチ) を胸高と定めている。

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