目黒行人坂火事絵巻(読み)めぐろぎょうにんざかかじえまき

精選版 日本国語大辞典 「目黒行人坂火事絵巻」の意味・読み・例文・類語

めぐろぎょうにんざかかじえまき めぐろギャウニンざかクヮジヱまき【目黒行人坂火事絵巻】

図巻。紙本着色一巻。作者および成立年未詳。明暦三年(一六五七)、文化三年(一八〇六)とならぶ江戸三大火の一つ、明和九年(一七七二)二月末日の大火の、発生から消火およびその復興までの一連を描いたもの。江戸目黒から下目黒に下る坂道行人坂と呼び、この大火が行人坂にある大円寺火元としたところからの称。国立国会図書館蔵。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android