盲の垣のぞき(読み)めくらのかきのぞき

精選版 日本国語大辞典 「盲の垣のぞき」の意味・読み・例文・類語

めくら【盲】 の 垣(かき)のぞき

① 何の役にも立たないこと、やってもむだなことをたとえていった。
※俳諧・毛吹草(1638)二「目(メ)くらの垣(カキ)のぞき」
② むだではあるが、やってみれば気がすむことをいった。
※俳諧・犬子集(1633)二「花あれば誰もめくらか垣のそき〈親重〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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