直土(読み)ヒタツチ

デジタル大辞泉 「直土」の意味・読み・例文・類語

ひた‐つち【直土】

じかに地面についていること。地べた。
「伏せいほの曲げ廬の内に―にわら解き敷きて」〈・八九二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「直土」の意味・読み・例文・類語

ひた‐つち【直土】

〘名〙 地面に直接であること。土に直接ついていること。また、その地面。地べた。
万葉(8C後)五・八九二「伏廬の 曲廬の内に 直土(ひたつち)に 藁解き敷きて」

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