直接(読み)チョクセツ

デジタル大辞泉 「直接」の意味・読み・例文・類語

ちょく‐せつ【直接】

[名・形動](スル)間に他のものをはさまないで接すること。間に何も置かないで関係したり、働きかけたりすること。また、そのさま。副詞的にも用いる。「事故直接原因」「相手国政府への直接な(の)交渉」「会って直接話す」⇔間接
「是等は唯書生の一身に―して然るのみ」〈福沢福翁自伝
[類語]じき・無媒介・ダイレクト直直じきじきじかなまストレート直接的ちょくじか単刀直入直截ちょくせつ率直露骨ずばりざっくばらんずけずけあけすけ歯にきぬ着せぬ手ずからみずから身を以て自発的親しくアクティブアグレッシブ故意作為作為的意識的意図的未必の故意ことさら自主的主体的意欲的能動的積極的精力的好んであえて進取進んで求めて喜ぶ喜んで前向き乗り気我先我勝ちえいやっと我劣らじとわざとらしいむに止まれぬ及ばずながら献身的強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切ってるか反るか思う様思う存分存分思いのまま力一杯精一杯率先果敢惜しみない意気込む本腰本腰を入れる入れ込むひたむき誓って活動的わざわざわざと強いてたって我も我もしゃかりきしゃにむにどしどしポジティブ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「直接」の意味・読み・例文・類語

ちょく‐せつ【直接】

〘名〙 (形動) 中間に他のものをはさまないで、ただちに接すること。じかに対象に関係することや、そのさま。時間的・空間的に、間をおかないで物事が進んだり、行動を起こしたりするさまを表わし、副詞的にも用いる。⇔間接
※明六雑誌‐二九号(1875)網羅議院の説〈西周〉「益は之を直接の益に取るに非ず、之を媒して以て他の応効を求むべし」

じか‐つぎ ヂカ‥【直接】

〘名〙 つぎ木の一つ。植えた台木の発芽前に枝を切り、目的穂木を袋つぎの方法でつぎ木する。

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