ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「相の間」の意味・わかりやすい解説
相の間
あいのま
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[八幡造]
住吉造と並ぶ二室神殿として宇佐神宮本殿を代表とする八幡造がある(図6)。外観を見ると2棟の切妻造平入りの建物が前後に接続した形であるが,両殿の中間を相の間として建物のなかに取りこみ,相の間を前殿と一体として扱うので内部は連続する2室となる。平安初期に宇佐八幡を勧請して創立した京都の石清水(いわしみず)八幡宮も同じ形式であるが,相の間の床が低く張ってある点がかえって宇佐よりも古風であって,古くはこの部分が土間であった。…
※「相の間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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