真一文字(読み)マイチモンジ

デジタル大辞泉 「真一文字」の意味・読み・例文・類語

ま‐いちもんじ【真一文字】

[名・形動]
一の字のようにまっすぐなこと。また、そのさま。一直線。「真一文字に口を結ぶ」
わき目も振らないこと。また、そのさま。「真一文字に突き進む」
[類語]大の字十文字十字

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「真一文字」の意味・読み・例文・類語

ま‐いちもんじ【真一文字】

〘名〙 (形動) 「一」の字のようにまっすぐなこと。また、わきめもふらずつきすすむこと。また、そのさま。
太平記(14C後)一〇「稲村崎の遠干潟を、真(マ)一文字に懸け通りて、鎌倉中へ乱れ入る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android