真冬日(読み)まふゆび(英語表記)ice day

精選版 日本国語大辞典 「真冬日」の意味・読み・例文・類語

まふゆ‐び【真冬日】

〘名〙
真冬昼間
② 冬のさなかの日。
③ 真冬の太陽
気象で、一日最高気温が摂氏〇度未満の日をいう。

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デジタル大辞泉 「真冬日」の意味・読み・例文・類語

まふゆ‐び【真冬日】

1日の最高気温がセ氏零度未満の日。→冬日真夏日
[類語]冬日

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知恵蔵 「真冬日」の解説

真冬日

真夏日」のページをご覧ください。

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改訂新版 世界大百科事典 「真冬日」の意味・わかりやすい解説

真冬日 (まふゆび)
ice day

日最高気温が0℃未満の日をいう。氷や霜が1日中融けることがないような寒い日を示す指標である。また,日最低気温が0℃以下になる日を冬日といい,雪や霜のおそれのある日である。いずれもこれらの日数の統計値は寒い期間の長さを示す気候値として用いられる。なお,1951-80年の11月から3月の平均真冬日日数は東京0日,札幌50日である。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「真冬日」の意味・わかりやすい解説

真冬日
まふゆび

日最高気温が0℃未満の日をいう。別に、日最低気温が0℃未満の日を冬日という。真冬日は、北に多く南に少なく、また内陸部に多く海岸部に少ない、という傾向がある。平均真冬日日数は、旭川(あさひかわ)80、仙台3、東京0、大阪那覇なし、となっている。

[平塚和夫]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「真冬日」の意味・わかりやすい解説

真冬日
まふゆび
ice day

最高気温が 0℃未満の日。氷日ともいう。真冬日には氷や霜が一日中溶けない。おもな都市平年値(1981~2010)は,稚内 75日,札幌 45日,仙台 2日,新潟 1日,その他東京,名古屋,京都,大阪,福岡,鹿児島,那覇では 0日である。北海道で多く,本州では内陸で多く軽井沢 20日,長野 7日,高山 10日である。東京の真冬日は,1876年の観測開始から 4回のみで,1967年2月12日以降は観測されていない。

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百科事典マイペディア 「真冬日」の意味・わかりやすい解説

真冬日【まふゆび】

気候統計ではふつう日最高気温が0℃未満の日をいう。1961年―1990年の11月から3月の平均真冬日日数は札幌51日,東京0日。→真夏日

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とっさの日本語便利帳 「真冬日」の解説

真冬日

一日の最高気温が〇℃未満の日。最低気温が〇℃未満の日が冬日。

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