真正面(読み)まっしょうめん

精選版 日本国語大辞典 「真正面」の意味・読み・例文・類語

まっ‐しょうめん ‥シャウメン【真正面】

〘名〙 左右にずれたりしていない、まったくの正面。ましょうめん。
※玉塵抄(1563)二三紫宸殿は〈略〉宮殿うちでのまっ正面の南をもての前殿なり」

ま‐しょうめん ‥シャウメン【真正面】

〘名〙 (形動) 正しく正面を向いていること。面と向かっていること。また、その方向やそのさま。まむかい。まっしょうめん。正直に、まともに相手に対することのたとえにもいう。〔詞葉新雅(1792)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「真正面」の意味・読み・例文・類語

ま‐しょうめん〔‐シヤウメン〕【真正面】

まっすぐ正面を向いていること。また、その方向。まっしょうめん。「真正面に山が見える」
物事にまともに相対すること。まっしょうめん。「難問真正面から取り組む」
[類語]正面向こう向かい真向かい前方行く手向こう側

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android