真海豚（読み）まいるか

精選版 日本国語大辞典

ま‐いるか【真海豚】

〘名〙

① 「いるか（海豚）」の異名。その地方でもっともふつうに見られる種類のイルカを指すことが多い。〔重訂本草綱目啓蒙（1847）〕

② マイルカ科の哺乳類。体長二メートル前後で、最大で二・六メートル。吻はくちばし状に長くとがり、背鰭は比較的発達する。背側は黒か黒灰色、胸部の体側や腹側は白、または黄白色で、境目はアーチ状。体形・体色ともイルカの中でもっとも優美といわれる。世界の温帯から熱帯の沖合に分布し、一〇〇～一〇〇〇頭の大群をなし、イカやイワシなどを食べる。はせいるか。

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ま‐いるか【真海^＝豚】

マイルカ科の哺乳類。全長約2メートル。体は紡錘形で、吻ふんが長い。背は黒か暗褐色、胸部体側は黄白色をし、腹は白い。暖海に分布。

出典　小学館

動植物名よみかた辞典　普及版

真海豚 (マイルカ)

学名：Delphinus delphis
動物。マイルカ科のハクジラ

出典　日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典　普及版」