真澄の鏡(読み)ますみのかがみ

精選版 日本国語大辞典 「真澄の鏡」の意味・読み・例文・類語

ますみ【真澄】 の 鏡(かがみ)

少しの曇りもなく澄みきっている鏡。ますかがみ。まそかがみ。まそみかがみ。
万葉(8C後)一六・三八八五「吾が耳は 御墨の坩(つぼ) 吾が目らは 真墨乃鏡(ますみノかがみ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「真澄の鏡」の意味・読み・例文・類語

ますみ‐の‐かがみ【真澄の鏡】

非常によく澄んでいる鏡。まそみかがみ。
「左の御手を以て―を取り給ふときに」〈神代紀・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android