真鵐(読み)ましとと

精選版 日本国語大辞典 「真鵐」の意味・読み・例文・類語

ま‐しとと【真鵐】

〘名〙 (後世は「ましとど」。「ま」は接頭語) =しとど(鵐)
古事記(712)中・歌謡「胡子鶺鴒(あめつつ) 千鳥(ちどり)麻斯登登(マシトト)(な)ど開(さ)ける利目(とめ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「真鵐」の意味・読み・例文・類語

ま‐しとど【真×鵐】

《古くは「ましとと」》「しとど」に同じ。
あめつつ、千鳥、―、などける利目とめ」〈・中・歌謡〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android