真鶸(読み)マヒワ

デジタル大辞泉 「真鶸」の意味・読み・例文・類語

ま‐ひわ〔‐ひは〕【真×鶸】

アトリ科の鳥。全長12センチくらい。体色緑黄色、胸・腰が黄色で、鶸色とよばれる。ユーラシア北部で繁殖し、日本では冬鳥。ひわ。

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精選版 日本国語大辞典 「真鶸」の意味・読み・例文・類語

ま‐ひわ ‥ひは【真鶸】

〘名〙 アトリ科の小鳥。全長約一三センチメートル。頭上は黒く、背は暗黄緑色で黒色の小斑があり、下面は黄色。翼は黒く、黄色の横帯が目立つ。カワラヒワに似ているが、小形で全体に黄色みが強い。ユーラシア大陸中部の東部西部で繁殖し、冬は南方へ渡る。日本では一〇月ごろから各地の森林にみられ、北海道では少数繁殖する。飼いやすいのでかご鳥としてよく飼育される。ひわ。《季・秋》
※俳諧・枯尾花(1694)下「有明のはつかに白き山の裾〈東潮〉 真鶸さそひて豆まはし鳴〈浮生〉」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「真鶸」の解説

真鶸 (マヒワ)

学名Carduelis spinus
動物。アトリ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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