眩惑(読み)ゲンワク

デジタル大辞泉 「眩惑」の意味・読み・例文・類語

げん‐わく【×眩惑】

[名](スル)目がくらんで正しい判断ができなくなること。また、目をくらまして、まどわすこと。「照明灯の光に眩惑されて落球する」
[類語]幻惑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「眩惑」の意味・読み・例文・類語

げん‐わく【眩惑】

〘名〙 目がくらんでまどうこと。また、人の目をくらましてまどわすこと。
四河入海(17C前)一一駿逸にして人目を眩惑するは、わるいぞ」
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉一「脩飾愈繁多なれば愈世人の耳目を眩惑して」 〔国語‐周語下〕

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普及版 字通 「眩惑」の読み・字形・画数・意味

【眩惑】げんわく

くるめきまどう。〔国語、周語下〕ならざれば則ち氣佚す。氣佚すれば則ち和せず。是(ここ)に於てか、狂悖の言り、眩惑のり、轉易の名り、の度り。出令不信、刑たり。

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