矢でも鉄砲でも持って来い(読み)ヤデモテッポウデモモッテコイ

デジタル大辞泉 の解説

でも鉄砲てっぽうでもって

どんな手段を使ってもかまわないからかかってこい。腹を据えた場合や半分やけになった場合などに発する言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

や【矢】 でも 鉄砲(てっぽう)でも持(も)って来(こ)

相手自分を攻撃するのに、どんな手段を使ってでも攻めてこい。多く、胆をすえて物事に対処する際、または半ば捨てばちな気持になっているときに用いる語。
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉初「矢(ヤ)でも鉄砲(テッパウ)でももってこい、おそれるのじゃアねへはへ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android