矢吹[町](読み)やぶき

百科事典マイペディア 「矢吹[町]」の意味・わかりやすい解説

矢吹[町]【やぶき】

福島県南部,中通り地方南部の西白河郡の町。一帯矢吹原台地で近世以降の開拓地が多い。1933年県が御料地の払下げを受け,灌漑(かんがい)により開田。中心の矢吹は奥州街道の旧宿駅。東北本線東北自動車道が通じ,インターチェンジ付近に工場が多い。米,蔬菜を産する。東日本大震災で,町内において被害が発生。60.40km2。1万8407人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android