石川忠房(読み)いしかわ ただふさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川忠房」の解説

石川忠房 いしかわ-ただふさ

1754/55-1836 江戸時代中期-後期武士
宝暦4/5年生まれ。寛政3年幕府の目付となる。5年ロシア使節ラクスマンと松前(北海道)で会見,鎖国国是を説明し長崎入港の信牌をわたして,大黒屋光太夫らの漂流民をうけとった。勘定奉行,道中奉行などを歴任,駅制を改革した。天保(てんぽう)7年1月18日死去。82/83歳。本姓伊丹。幼名は岩次郎。通称は太郎右衛門,六右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android