石炭化作用(読み)せきたんかさよう(英語表記)coalification

翻訳|coalification

岩石学辞典 「石炭化作用」の解説

石炭化作用

植物性物質から石炭が形成される主導的な過程[Stevenson : 1911].ビチュメニゼーション(bitumenization), カーボニフィケーション(carbonification)[Standard : 1883, CNRS : 1963],インカーボニゼーション(incarbonization)[Seyler : 1931],インコーレーション(incoalation)[Güembel : 1883, Tomkeieff : 1954]などと同義

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改訂新版 世界大百科事典 「石炭化作用」の意味・わかりやすい解説

石炭化作用 (せきたんかさよう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の石炭化作用の言及

【石炭】より

…地層の堆積がさらに進むと,この植物遺体は地中深く埋没され,地圧や地熱の影響を受け,炭素分が増し,固くなっていく。この過程が石炭化であり,その間に働く〈石炭化作用(変成作用)〉は,高圧のもとでひじょうにゆっくり進む一種の熱分解(深い地中で酸素の供給がない状態であるから,乾留ともいえる)である。 石炭化は時間とともに進み,一般に生成年代が古いほど〈石炭化度〉が高くなる。…

※「石炭化作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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