石田重家(読み)いしだ しげいえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石田重家」の解説

石田重家 いしだ-しげいえ

?-1686 織豊-江戸時代前期の武士,僧。
石田三成の長男。慶長5年(1600)人質として大坂城関ケ原戦い敗報をうける。京都妙心寺の寿聖院にのがれて出家し,徳川家康に死を免じられる。宗享を名のり,のち寿聖院院主となる。貞享(じょうきょう)3年閏(うるう)3月8日死去。享年は97歳とも98歳とも。一説には和泉(いずみ)(大阪府)岸和田で没したという。近江(おうみ)(滋賀県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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