砉然(読み)けきぜん

精選版 日本国語大辞典 「砉然」の意味・読み・例文・類語

けき‐ぜん【砉然】

〘形動タリ〙 (骨と皮とが離れる音の意) ばりばりという音がするさま。
※新浦島(1895)〈幸田露伴〉一三「又一段の激雷の音、銀山砕くる百万の巨涛(おほなみ)一時に寄するが如く、砉然(ケキゼン)として鳴る途端」 〔荘子‐養生主〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android