砒素剤(読み)ひそざい

精選版 日本国語大辞典 「砒素剤」の意味・読み・例文・類語

ひそ‐ざい【砒素剤】

〘名〙 砒素化合物を用いた薬剤無機化合物のものは毒薬として扱われ、有機化合物のものは梅毒マラリアの治療剤として用いられている。
仮面告白(1949)〈三島由紀夫〉二「砒素剤の注射が処方された」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「砒素剤」の意味・読み・例文・類語

ひそ‐ざい【×砒素剤】

成分中に砒素を含む薬剤。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android