研出し蒔絵(読み)トギダシマキエ

デジタル大辞泉 「研出し蒔絵」の意味・読み・例文・類語

とぎだし‐まきえ〔‐まきヱ〕【研(ぎ)出し×蒔絵】

蒔絵技法の一。絵漆文様などを描いた上から金銀粉・色粉などを蒔き、乾かしたのち透き漆または黒漆を塗って乾燥させ、文様・金銀粉が見えるように研ぎ出したもの。磨り出し蒔絵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android