破倫(読み)ハリン

デジタル大辞泉 「破倫」の意味・読み・例文・類語

は‐りん【破倫】

人として守るべき道に背くこと。人倫にはずれること。
「―不貞曲者の消え失せたを」〈魯庵社会百面相
[類語]とが過ち罪悪罪科罪過犯罪罪障罪業悪徳背徳不徳不仁不義不倫あく悪行あくぎょう悪事違犯

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「破倫」の意味・読み・例文・類語

は‐りん【破倫】

〘名〙 (形動) 人の守るべき道義に背くこと。また、そのさま。不倫。
※社会百面相(1902)〈内田魯庵破調或者は破倫(ハリン)不貞の曲者の消へ失せたを女界の為に祝した」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android