破格(読み)はかく

精選版 日本国語大辞典 「破格」の意味・読み・例文・類語

は‐かく【破格】

〘名〙 (形動)
① きまりや先例を破ること。標準を破ること。通常の程度を甚だしく超えること。また、そのさま。特例。格別。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉四「其秘書官となったのは、実に破格の優遇であって」 〔余叢考‐一八
② 詩や文章などできまりにはずれること。格調にはずれること。また、そのさま。
抒情詩(1897)花ふゝき〈太田玉茗〉序「文法は破格を許さぬにあらねど」

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デジタル大辞泉 「破格」の意味・読み・例文・類語

は‐かく【破格】

[名・形動]
しきたり通例を破って、並はずれていること。また、そのさま。「破格な(の)安値
詩や文章などで、普通のきまりからはずれていること。また、そのさま。「破格な(の)文体」
[類語]変格変則イレギュラー変則的異例珍しい異常特異異状非常別条異様奇警法外理不尽非理不条理不合理非合理れる脱線狂い踏み外す逸脱ずれるずれ型破り例外例外的風変わり格外

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普及版 字通 「破格」の読み・字形・画数・意味

【破格】はかく

格外。

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