硫黄島(鹿児島)(読み)いおうじま

百科事典マイペディア 「硫黄島(鹿児島)」の意味・わかりやすい解説

硫黄島(鹿児島)【いおうじま】

九州,薩摩半島南方45kmにある面積11.65km2火山島活火山)。竹島黒島とともに鹿児島県鹿児島郡三島村(31.36km2,500人,2000)を構成俊寛らの流刑地といわれ,鬼界ヶ島ともいう。噴煙を上げる中央火口丘硫黄岳(704m)では硫黄採取。自給的な農・漁業が営まれる。鹿児島港から定期航路が通じる。
→関連項目大隅諸島川辺十島文観

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