碧玉渓(読み)ヘキギョクケイ

デジタル大辞泉 「碧玉渓」の意味・読み・例文・類語

へきぎょく‐けい【碧玉渓】

宮城県南部にある渓谷白石川下流に約4キロメートルにわたり深い峡谷をつくっている。徳富蘇峰によって名付けられた。上流には小原おばら渓谷がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「碧玉渓」の意味・わかりやすい解説

碧玉渓
へきぎょくけい

宮城県南部、白石市(しろいしし)内を流れる白石川の渓谷。市街地の西方約4キロメートルで北から東へ流路を変えるが、この付近から上流の小原(おばら)温泉までの約3キロメートルのV字形の峡谷をいう。命名は徳富蘇峰(そほう)による。約2キロメートルの遊歩道がある。川に沿って国道113号が走り、JR東北新幹線白石蔵王(ざおう)駅からバスの便がある。

[後藤雄二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android