磐之媛命(読み)いわのひめのみこと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「磐之媛命」の解説

磐之媛命 いわのひめのみこと

記・紀にみえる仁徳天皇皇后
葛城襲津彦(かずらきの-そつひこ)の娘。履中・反正・允恭(いんぎょう)天皇の母。嫉妬(しっと)ぶかい女性としてえがかれている。「万葉集」巻2に,磐姫皇后の歌として4首おさめられている。光明皇后が皇后となったとき,臣下出身先例としてあげられた。「古事記」では石之日売命。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android