社会労働党[ルクセンブルク](読み)しゃかいろうどうとう[ルクセンブルク](英語表記)Letzeburger Sozialistesch Arbeiterpartei;Parti Ouvrier Socialiste Luxembourgeois

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

社会労働党[ルクセンブルク]
しゃかいろうどうとう[ルクセンブルク]
Letzeburger Sozialistesch Arbeiterpartei;Parti Ouvrier Socialiste Luxembourgeois

ルクセンブルクの主要政党。 1902年設立。都市部の市民層,特に貿易組合と強い関係をもつ。穏健な左派路線をとり,社会政策や社会保障の拡大・拡充を訴える。外交面では,ヨーロッパ統合推進の立場を明確にしており,北大西洋条約機構 NATOおよび国連に対する協力姿勢を打出している。 71年には保守系勢力が分離して社会民主党を設立したが,83年に解体。 79~86年のキリスト教社会党民主党によるワーナー連立政権を除き政府与党側につき,キリスト教社会党との連立により 84~95年のサンテール内閣,95年成立のユンケル内閣を支えている。

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