社内ベンチャー(読み)しゃないベンチャー

百科事典マイペディア 「社内ベンチャー」の意味・わかりやすい解説

社内ベンチャー【しゃないベンチャー】

事業を創出するため,企業内に開発グループを作り,あたかも独立企業であるかのように運営させる仕組み。大幅な権限が与えられ,担当者社内企業家といわれる。新規事業への参入を計り,また,事業意欲の盛んな社員を社内に引き留め,企業家精神を発揮させることを目的とする。
→関連項目ベンチャー・ビジネス

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「社内ベンチャー」の意味・わかりやすい解説

社内ベンチャー
しゃないベンチャー
intra-venture

大企業が新規事業を興すにあたって,社内に独立した組織を設ける手法,またはその組織。大組織では新規事業を興そうとする人材が現れにくく,また現れたとしても保守的な既存組織の圧力につぶされることが少くない。そこで既存組織の干渉を避け自由な活動を保証するためにこの方式がとられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「社内ベンチャー」の解説

社内ベンチャー

社内において、新規有望ビジネスを育成する制度、または新規有望ビジネスを行う組織。本来の組織にとらわれず、独立した会社のような形態業務を行う。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android