祇女・妓女(読み)ぎにょ

精選版 日本国語大辞典 「祇女・妓女」の意味・読み・例文・類語

ぎにょ【祇女・妓女】

※浮世草子・近代艷隠者(1686)三「かれは平日妓女(ギニョ)に枕をならべ財を費すのみか」

ぎじょ ギヂョ【祇女・妓女】

平家物語」に登場する人物。京、堀川白拍子祇王(ぎおう)の妹。近江の人。平清盛の寵(ちょう)を失った姉とともに嵯峨山里にはいり、尼となり、姉や仏御前と共に往生する。ぎにょ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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