神ならぬ身(読み)カミナラヌミ

デジタル大辞泉 「神ならぬ身」の意味・読み・例文・類語

かみならぬ

神ではない、能力に限りある人間の身。「神ならぬ身の知るよしもなし」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神ならぬ身」の意味・読み・例文・類語

かみ【神】 ならぬ身(み)

神でない、能力に限りのある、人間の身。至らない人間の身。凡夫の身。
保元(1220頃か)下「神ならぬ身の悲しさよ。かかるべしと思ひなば、なじかは物へまゐるべき」

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