神の松(読み)カミノマツ

デジタル大辞泉 「神の松」の意味・読み・例文・類語

かみ‐の‐まつ【神の松】

正月神棚に飾る松。
かや、かち栗、―、山草の売り声もせはしく」〈浮・諸国ばなし・一〉
[補説]一説に、三宝荒神に供えるため、かまどの上に飾る松ともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神の松」の意味・読み・例文・類語

かみ【神】 の 松(まつ)

正月に神棚などに飾る松。
浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)一「榧(かや)かち栗。神(カミ)の松(マツ)。やま草の売声もせはしく」

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