デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神中糸子」の解説 神中糸子 じんなか-いとこ 1860-1943 明治-大正時代の洋画家。万延元年10月20日生まれ。明治10年工部美術学校初の女子学生となり,フォンタネージに師事。13年中退後小山正太郎にまなび,明治美術会に参加。内国勧業博覧会や文展に出品。明治女学校や日本女子美術学校(現女子美大)などで図画教師をつとめた。晩年は短歌に専念。昭和18年2月4日死去。84歳。紀伊(きい)海部(あま)郡(和歌山県)出身。本名は以登。作品に「揖保川風景」「酒樽」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例