神岡[町](読み)かみおか

百科事典マイペディア 「神岡[町]」の意味・わかりやすい解説

神岡[町]【かみおか】

秋田県中部,仙北郡の旧町。雄物(おもの)川中流域の横手盆地にあり,奥羽本線が通じる中心の神宮寺は江戸時代羽州街道の宿駅雄物川河港として栄えた。水田が広く,酒,醤油も産する。2005年3月大曲市,仙北郡西仙北町,中仙町,協和町,仙北町,太田町,南外村と合併し市制大仙市となる。35.16km2。6190人(2003)。

神岡[町]【かみおか】

岐阜県北部,吉城(よしき)郡の旧町。中心の船津飛騨山脈を流れる高原(たかはら)川流域にある鉱山集落で,亜鉛,鉛,銀を産する三井金属鉱業神岡鉱山の製錬所や社宅が集まる。神岡鉄道が通じる。西部に流葉(ながれは)スキー場,キャンプ場がある。2004年2月吉城郡古川町,河合村宮川村と合併し,飛騨市となる。310.36km2。1万1266人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android