神算（読み）しんさん

精選版 日本国語大辞典

しん‐さん【神算】

〘名〙 霊妙なはかりごと。思いもよらないような、巧みなはかりごと。神策。妙計。

※日本外史（1827）二二「本多正信曰、太公必有_二神算_一」

※近世紀聞（1875‐81）〈染崎延房〉五「如何なる神算(シンサン)鬼籌(きちう)これあり候とも画餠に属し申すべく候」 〔後漢書‐王渙伝〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

しん‐さん【神算】

非常にすぐれたはかりごと。「神算鬼謀」

出典　小学館

普及版 字通

【神算】しんさん

すぐれた謀。〔後漢書、循吏、王渙伝〕洛陽の令と爲り、～猛の宜を得たり。～能く譎數(けつすう)を以て姦伏を發(はつてき)す。京師して、以て渙に算りと爲す。

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出典　平凡社「普及版 字通」