神経戦(読み)しんけいせん

精選版 日本国語大辞典 「神経戦」の意味・読み・例文・類語

しんけい‐せん【神経戦】

〘名〙 宣伝謀略などを用いて、相手神経を刺激して疲労させ、戦意を失わせる戦術。また、その戦術によるたたかい。
狂人世界より帰りて(1948)〈紀野親二〉全快篇「近代戦争が神経戦といわれる理由もそこにある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「神経戦」の意味・読み・例文・類語

しんけい‐せん【神経戦】

物理的戦闘力によらないで、宣伝・謀略などを用いて相手の戦意を失わせたり操作したりする戦法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android