祭天(読み)さいてん

精選版 日本国語大辞典 「祭天」の意味・読み・例文・類語

さい‐てん【祭天】

〘名〙 天をまつること。中国では、大祭の一つで、天子だけが行なった。
神道は祭天の古俗(1891)〈久米邦武〉東洋祭天の起り「祭天は人類襁褓の世に於て、単純なる思想より起りたる事なるべし」 〔春秋公羊伝‐僖公三一年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「祭天」の読み・字形・画数・意味

【祭天】さいてん

天をまつる。〔爾雅、釈天、祭名〕天を祭るを燔柴(はんさい)(柴を燎(や)く)と曰ふ。

字通「祭」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android